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動画広告について~主な種類と配信時のポイントをご紹介!~

右肩上がりで伸び続ける動画広告市場

YouTubeや、Instagram、TikTokなどSNSの普及により、動画広告の市場規模が近年一気に拡大しています。さらに、通信環境の5G化により、YouTubeやSNS以外の広告媒体でも動画素材を広告枠に配信できるようになってきています。もはや動画広告=YouTube広告という時代は終わり、新たな転換期に入ったといえます。

Facebook広告では動画広告を簡単に作成できる?

動画広告を配信しようと思っても、肝心の動画広告の素材が無い、動画を制作しようとするとコストと納期がかかると思い、断念してしまう方も多いのではないでしょうか。近年、Facebook広告のプラットフォームでは、管理画面内に画像があれば、動画広告の素材を簡単に作成することができるようになりました。フォーマットがあるため、その基本フォーマットを活用し、画像とテキストを用意すれば、広告用の動画を作成することができます。
まずは、このような便利な機能を活用し、テストマーケティングとして動画広告を試してみることをおすすめします。静止画のバナー広告よりも、動画広告に変えた方が広告効果が高まるようであれば、費用を掛けて、しっかり編集した動画広告用の動画を制作する、というように進めてみてもいいのではないでしょうか。

動画制作の内製化ツールも登場

動画制作の内製化ツールも登場

Facebook広告の管理画面内で簡単に動画制作できるフォーマットがあるのと同じように、動画制作を簡単に内製化できるツールも登場しています。画像とテキストを用意して、簡単に動画を制作できます。動画編集ソフトなどを使いこなせなくても、誰でも簡単に動画を大量に制作することが可能です。
これらのツールは動画のクオリティを追求するというよりは、コストを掛けずに短期間で動画を大量制作できることが強みです。広告配信やABテストに活用することができるので、スムーズに効果検証を進められます。動画の勝ち筋を見つけていくような取り組みを、外注の動画制作会社の力を借りずに内製化して行うことができるようになっていますので、このようなサービスも活用しない手はありません。

広告用動画の作り方にはコツがある(YouTubeバンパー広告編)

YouTube広告のバンパー広告は皆さんご存じでしょうか。こちらはYouTubeを見ている方であれば、何度も見かけたことがあるかと思います。スキップすることのできない6秒以下の尺の短尺の動画広告です。バンパー広告はスキップされずに強制的にユーザーに見せることができるため、非常に効果的な動画広告だといえます。
ただ6秒以下という制限があるため、その6秒の中にどれだけ簡潔に伝えたい内容を最低限盛り込めるかが重要となります。バンパー広告を配信する場合は、バンパー用に広告動画を用意する必要があります。15秒動画、30秒動画は皆さんお持ちだと思いますが、その既存の動画からいかに無駄をそぎ落とし、簡潔に6秒以下にまとめるかがポイントです。「社名」「サービス名」「期間」「特典」などの重要な要素をコンパクトにまとめて表現できるかが重要となります。

スキップ前に重要な訴求を盛り込む(YouTube インストリーム広告編)

YouTubeのインストリーム広告では、スキップができるタイプの広告か、スキップできずに強制的に見せる広告か、どちらかを選択することができます。スキップができるタイプの広告を選択した場合、配信する広告動画で注意事項があります。スキップできるタイプの広告は、最初の5秒間だけはスキップできずに強制的にユーザーに動画を見せることができます。そのため、バンパー広告の時と同じように、スキップされる前の5秒間に以下に重要な訴求を盛り込むが大事になります。
先程もお伝えした通り、最初の5秒間に、「社名」「サービス名」「期間」「特典」など重要な要素をいかにコンパクトにまとめて表現するかが重要となります。

動画広告の効果検証を行い、動画の改善を日々重ねることが重要

YouTube広告は、広告配信の結果で色々な数値を確認することができます。「動画再生時間の割合」についても、25%・50%・75%・100%の4つの指標で確認できます。この指標では、動画の全体の尺に対して、25%・50%・75%・100%を閲覧した方の割合を確認できます。早い段階で動画の閲覧を終わっている方が多い場合は、動画の冒頭の部分のアプローチを変えた方が良いかもしれません。動画の後半に掛けて閲覧者数が減る場合は、動画の尺自体が少し長過ぎる可能性があるかもしれません。
また、「平均総再生時間/インプレッション」という指標も確認することができます。1回のインプレッションあたり、平均でどれくらいの時間、動画を再生されているかを確認できますので、この結果を踏まえた上で最適な動画の尺に編集し直したり、動画の視聴を止めてしまっている方が多い箇所を直したり、日々動画の改善を重ねていくことが重要となります。

以上のように動画広告には特有の分析、制作のコツや、分析のコツがあります。そのため、バナー広告とは異なる視点を持ち、配信結果を踏まえて、仮説を立てて、動画の改善を重ねていく必要があります。動画制作を内製化するツールもありますので、うまく便利なツールを活用しながら、広告の効果を高めるためのPDCAサイクルを回していくと良いでしょう。

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