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　2023年４月26日付にて当社コーポレートサイトでお知らせいたしましたとおり、当社元代表取締役会長 兼 当社子会社株式会社デロフト元代表取締役の岸本誠氏（2023年３月31日付辞任）、及び当社元取締役の福本健二（2023年５月31日付辞任）におきまして、当社取締役会に報告なく当社及び当社子会社 と競業し得る事業を行う他社（株式会社Border Tech。以下、「Border Tech社」といいます。）を2023年２月１日付で設立し、同社の代表取締役に就任していたこと、並びに、同社の営業行為への参加や当社グループ内資料の持ち出しが判明しておりました。

　これを受け、当社では、外部専門家を交えた社内調査を実施し、持ち出された情報資産の把握と経済的損害の発生の有無の把握に努めてまいりました。調査の結果、情報資産の持ち出しの事実は確認できたものの、持ち出された情報資産の流用による直接的な経済損失の発生は確認されませんでした。また、Border Tech社以外に流出している事実も確認されませんでした。この調査結果に基づき、持ち出された情報資産については弁護士立ち合いの下、持ち出し先からのデータの消去を確認するとともに、福本氏、岸本氏両名より、持ち出した情報資産の私的な保管等が無いこと等の誓約書を受領し、当社グループにおける今後の損害発生・被害拡大がないことについて、一定の担保を取得しています。なお、現時点においても持ち出し資産の流用による直接的な経済的損害の発生や当社顧客企業様、当社社員にも特段の損失・毀損・停滞などは起こっていないことを確認しています。

　当該事案を受け当社では、情報セキュリティ体制の一層の強化と役職員へのコンプライアンス教育を徹底することで再発防止に努めてまいります。