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infoCMS

安田倉庫株式会社様

ステークホルダーの理解醸成を促すコーポレートサイトへリニューアル

1919年創業の安田倉庫株式会社は、国内外のサプライチェーンを支える倉庫業界のリーディングカンパニーです。物流インフラの提供を中心に、高い専門性を必要とするメディカル物流やIT機器物流など、幅広いサービスを展開しています。本インタビューでは、2024年の9月にinfoCMSを活用し、一部リニューアルされたコーポレートサイトの制作について、お話をうかがいました。

これまで抱えていた課題

  • サイトの導線が複雑化し、訪問者がサイト内で迷子になっていた
  • 事業の理解醸成に役立つ情報やコンテンツが不十分だった

リニューアルによる効果

  • サイト構造が整理され、ユーザビリティが向上
  • 英文開示情報の拡充により、英文開示の義務化に対応

時代の動向に合わせサイトリニューアルを検討

「当社は2017年からinfoCMSでコーポレートサイトを運用しており、2019年には日本語サイトを大幅リニューアルしました。これまでの運用で大きなトラブルはなく、一貫して使い勝手の良さに満足しています」

そう話してくださったのは、業務部 経営企画グループ マネージャーの木村氏です。木村氏は2021年に経営企画グループに配属され、2024年現在は広報・IRの担当者としてステークホルダーとのリレーション構築に邁進されています。
安田倉庫は、2024年9月にコーポレートサイトの一部をリニューアルしました。同社はリニューアル前の2017年からinfoCMSを導入し、サイトの運用を行っていました。以前のサイトは周囲から良い評価を得ており、リニューアルの必要性をそれほど感じていなかったという木村氏ですが、近年、業界内では同業他社のサイトリニューアルが相次いでいたといいます。

「私個人の見立てですが、2022年の東証改革で、企業の情報開示がより一層求められるようになったことが影響しているのではないかと思います。また、デザインやコンテンツは、時代の動向によって“経年劣化”してくる面もあります。2019年のリニューアルから約5年が経過していましたので、見直す時期にきていると判断しました」

「コーポレートサイトの機能とは」という問いから生まれたリニューアル方針

リニューアルに際しては、二つの重点がありました。「サイト構造の改善」と「英文開示情報の強化」です。
以前のサイト構造は基本的に第3階層、深くても第4階層まででしたが、カテゴリごとに作り込みを行っていた結果、階層が増えて導線が複雑化。訪問者がリンク先から元のページへ戻れず、迷子になってしまうといったことが起こっていました。また、リンク名とリンク先のコンテンツが、社内では整合性が取れていると認識していましたが、訪問者から見ると異なる情報に遷移するように感じられるという課題もあったそうです。
他方の英文開示情報の強化は、プライム上場企業に対し、決算情報と適時開示情報の英文開示が2025年4月から義務付けられることが背景にあります。

「英文開示の義務付けは、東証のサイトにアップする情報を英文にするということであって、直接的にコーポレートサイトに影響するものではありません。しかし、英文開示はIR活動の中でも大きなトレンドになってきていますし、サステナビリティに関する情報も、質と量の両面で日本語サイトと遜色ないものを用意したいと考えていました。また、当社は2023年にシンガポールとインドに現地法人を設立しました。海外展開に伴って海外従業員の割合も増えてきたため、英文情報の拡充は不可欠でした」

サイトの現状と会社を取り巻く変化を総合的に見て、サイトリニューアルはゼロベースで取り組む必要があると感じた木村氏。部署を横断しながら意見を吸い上げ、改めてコーポレートサイトの機能とは何かを考えました。
そして、各部署が展開する営業・採用活動、投資家向け説明会などで、安田倉庫と接点を持ったステークホルダーが、実際に仕事の発注、採用へのエントリー、投資など一歩踏み込んだアクションをするうえで橋渡しをする機能がコーポレートサイトにはあるという結論に至ったと話します。

「ただ、サイト上の情報が、どれほどステークホルダーの理解醸成につながっているのか社内からは分かりませんでした。そこで、外部の方の視点や知見がほしいと考え、複数のCMS開発企業から入札という形で提案を募ったのです」

提案とコストのバランスが最も優れていたのがインフォネット

複数社からの提案を「サイト訪問者に対する機能の強化・企業イメージの醸成」「企業理解の醸成」「CMSの機能・セキュリティー」「価格」という四つの評価軸で精査し、総合力の高さで選ばれたのがインフォネットでした。
木村氏が特に高く評価したのが、ユーザビリティ分析をはじめとした各種分析です。これによって、アクセシビリティ対応の不足や、サイトの情報が訪問者にとって有益なものになっていないという、社内で漠然ととらえていた課題を明確にすることができたといいます。

「予算が青天井であれば、いくらでも良いサイトは作れます。しかし現実はそうではないため、当然妥協すべき点も出てきます。さまざまな制約がある中で、最もバランスが良いと感じたのがインフォネットさんの提案でした」

ただ、トップページのデザインに関しては、各カテゴリのトレンドを取り入れるために実施した営業部、人事部、サステナビリティ推進室の若手メンバーを対象とするアンケートに基づき、他社の提案を採用。アンケートで導き出された結果は、「グローバルメニューはサイドバーにある方が直感的に操作しやすく、ブランドイメージを醸成しやすい視覚効果も得られる」というものでした。
最終的にはインフォネットの提案をベースに、他社の提案デザインなども協議のうえ盛り込む形で採用し、リニューアルを進めることになりました。

社内事情に合わせ段階的なリリースを選択。二人三脚でフェーズ1を公開


2024年12月のリリースを目指し、5月のキックオフミーティングを皮切りに、プロジェクトがスタートしました。当初は木村氏と担当者とのコミュニケーションが噛み合わず、質問の回答が期待していたタイミングで返ってこないこともあったと話す木村氏。しかし、定例ミーティングを重ねるうちに、どのような質問も真摯に受け止め、誠実に答えようとする担当者の姿勢を見て、木村氏は次のように感じたと言います。

「当社には、安田倉庫らしさを定義した『YASDA Value』というものがあります。『お客様の声に真摯に耳を傾け誠実にお応えする』という内容なのですが、当社側が腑に落ちない部分を粘り強く説明してくださるインフォネットさんに、YASDA Valueの姿勢と近いものを感じました。制作に入ってからも、視認性の向上やアクセシビリティの観点から、アイコンやデザインを工夫していただいたり、導線を整理しつつ、ユーザーの回遊性を意識した提案をいただいたりと、心強かったですね」

木村氏がもうひとつ高く評価したのは、柔軟なスケジュール対応です。リリースは12月でしたが、9月に開催される投資家向け説明会に合わせ、一部を先行公開したいという要望が社内から出てきたといいます。そこで、インフォネットはリリースをフェーズ1、フェーズ2の2回に分けることを提案。フェーズ1ではトップページを含めたサイト全体のデザインとIR情報を、フェーズ2では事業案内や理解醸成を促す新規コンテンツを公開するようスケジュールを組みました。

「リリースを2段階に分けて調整いただけたことはありがたかったです。無理難題もあったと思いますが、当社のリクエストを実現するための作業を洗い出し、締め切りを設定してくださったため、社内でもスムーズに作業を進めることができました」

ステークホルダーの理解醸成を図るコンテンツを鋭意制作中

本インタビューは、フェーズ1のリリースから1カ月半が経過したタイミングでしたが、リリース後の社内外の反応について、木村氏にお聞きしました。

「営業活動や採用活動との相乗効果もあると思いますが、9月のリリースからアクセス数が7%ほど伸びており、問い合わせ件数が増えていることを肌で感じています。仕事の受注、採用へのエントリー、投資の増加など目に見える効果はこれからだと思いますが、フェーズ2のリリース後はさらなる効果があらわれると期待しています」

フェーズ2では、安田倉庫の事業領域や、安田倉庫グループの2030年までの長期ビジョン2030「世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合で 全てのステークホルダーの期待を超える企業グループを目指す」の実現に向けた取り組みについて、理解醸成を図るため、より具体的な形に落とし込んだコンテンツを公開する予定だと言う木村氏。

「倉庫業という外からは分かりにくい事業について、知識がまったくない方にもご理解いただけるようなコンテンツを、インフォネットさんと鋭意制作中です。当社が手がける『物流の枠を超えたサービス』やアジア諸国への進出が、どのように社会貢献に寄与しているのかをお伝えできるものにしたい。12月のフェーズ2のリリースに、ご期待いただければと思います」

ユーザー企業紹介

安田倉庫株式会社

サイトURL

https://www.yasuda-soko.co.jp/

事業内容

首都圏・関西圏を中心に拠点を展開し、お客様の物流の効率化をサポートしています。また、倉庫・物流サービスにとどまることなく、医療機器の修理・洗浄やパソコン・スマートフォンのセットアップ、事務プロセス効率化支援などのお客様の課題解決に資するサービスを行っております。



ご担当者様の声

業務部 経営企画グループ マネージャー 木村 貴則氏

インフォネットさんには、幅広い要素の分析と多くのご提案をいただきました。当社がこだわりたいポイントもふんだんにサイトに盛り込んでくださり、イメージ通りのサイトができたと思っています。

※文中の記述はインタビュー当時の内容です。