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滋賀県の地場産業のひとつであるバルブ製造。その中でも高い技術力が必要とされる特殊バルブの領域においてグローバルに活躍する株式会社オーケーエムが、インフォネットのセミナー受講をきっかけに、コーポレートサイトのリニューアルを依頼しました。
これまで抱えていた課題
リニューアルによる効果
前回のリニューアルは、2020年の上場前に行ったもので、製品情報を中心としたWebサイトとして展開していました。当時ベンダーが選定されたのちにサイトリニューアルを担当した経営企画課の森川氏は、「上場を視野に入れたリニューアルでしたが、IR情報の詳細がどこにあるのか分かりにくいなど投資家の目線に立った導線設計が不足していたと感じていました」と振り返ります。 サイト運用を進めていくと、自社の強みであるカスタマイズ技術や試験設備を保有している研究開発センターがあるといった部分がサイトで表現されていない点なども課題として挙がってきました。しかし当時はCMSを導入していなかったことから、サイトを修正するたびに社内での決裁手続きなどが発生していたので、手間と時間もかかるためタイムリーな更新作業も難しい状態でした。 「投資家向けの情報発信の重要性が高まる中、更なるリニューアルに向けてIRサイトに関する知識を得ようとセミナーを探していた時に、インフォネットのセミナーを知りました。後日、セミナーの講師だった方からIRサイト診断の案内メールが直接届き、600以上※の診断項目から導き出す専門的な視点からのアドバイスを求めてお願いしました」と森川氏は語ります。
※2025年10月現在、653項目
制作会社選定にあたって森川氏が重視したのが、IR情報に関する専門的な知識をもとに一緒にサイトを作っていくサポート体制でした。 「3社によるコンペを行い、インフォネットさんからは予算と内容別にミニマム案、スタンダード案、ハイスペック案の3案をご提案いただきました。インフォネットの提案は予算だけではなくミニマム案がどのようなページ構成なのか、ハイスペック案なら何のコンテンツが追加されているのかがとても分かりやすく、仕上がりが想像できるものでした。そして、その内容は、当社の現状分析に基づいたもので納得感もありました。さらに担当者の専門性の高さに加え人柄も良く、この人と仕事をしたいと思ったのも大きかったです」と森川氏は語ります。 リニューアルの実務作業を担った西川氏は、インフォネットの実務担当者の対応について「相談へのレスポンスがとても早く助かりました。社内の調整を担当していましたが、担当部署からの質問にどのように回答すれば良いかも明確で、そのサポートがあったからこそ、スムーズに作業を進めることができました」と評価します。 サーバー関連作業や最終チェックを担当した平尾氏も「とにかく回答が早いです。サーバーなどの専門的なことやIRサイトとしてどのようにすべきかということも、経験に基づいたアドバイスをいただいたり、参考になるサイトを紹介してもらったりと助かりました」と評価した点として人的なサポート体制を挙げています。
2025年9月、リニューアルを完了したコーポレートサイトを公開しました。地元に根付きながらもグローバルなものづくり企業であることを訴求したトップページは社内外から好評で、企業理解への一助となっています。また、課題であった各情報への導線も明確になりました。 今後について森川氏は「いただいたマンスリーレポートに、次世代のSEO対策はAIへの対策になるとの記述がありました。個人投資家向けにはSEO対策が必須です。今回のリニューアルは簡便的ながらAI対策も施されていると考えていますが、今後さらにその点についても相談にのってほしいですね」と言います。西川氏はinfoCMSを使いこなして細やかな情報更新を行っていきたいとのこと。また平尾氏は「さらなるブラッシュアップを目指したいとし、サイトの今後の展開を模索していきます」と語ってくれました。
株式会社オーケーエム
製品開発やカスタマイズを強みとするバルブメーカーです。オーケーエムグループは「いい流れをつくる。」をパーパスに掲げ、流体制御の独創的技術を通じて、社会の持続的な発展を支えてまいります。
ご担当者様の声
経営企画課 課長 森川 貴文氏 経営企画課 チーフ 平尾 大輔氏 経営企画課 西川 奈央氏
インフォネットの担当者の方々は、チャットボットかと思うほど返信が早く、とても親身でした。手厚いサポートで、大変なリニューアル作業を支えていただきました。
※文中の記述はインタビュー当時の内容です。
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